誰もがスマートフォンを持つようになり、オンラインストアを通して気軽にアプリケーションを配布することができるようになりました。
最近の上場企業を見ていてもスマホのアプリを作っている会社は少なくありません。
フリーランスで仕事をするにしてもどこかの会社に所属して仕事をするにせよ、プログラミングを組めるということは非常に大きなアドヴァンテージになります。
本記事では、どこかのスクールに通ってプログラムを学ぶのではなく独学でプログラムの勉強を進めたいと思っている方に独学の方法を解説しています。
プログラミング独習の方法を解説し、VBAというプログラミング言語を紹介します。VBAの特徴や向き不向きなどが良くわかるようになっています
。プログラミング言語を学んでみたいけれども、何から手をつければよいか分からない方に向けて、丁寧に解説しています。
なぜプログラミング初心者は挫折するのか
実は独学でプログラミングを学ぶというのは、挫折する人も非常に多いです。
エラーの内容が意味不明 要素がなんなのか分からない 引用:ガジェットライフ
Androidアプリ作りたいから とりあえずJavaの基本文法ひと通り覚えてeclipseをインスコしたけど こっからマーケットに並んでるようなアプリを作る道筋が全く見えてこないんだけど どうしたらいいんだ? 引用:5ch
上記の口コミのような挫折の声は後を絶ちません。
「エラーの内容の意味が分からない」「この先の道筋が見えてこない」というのは良くある声の一つです。
これは、テキストのサンプルコードなどに沿って一通りプログラムを学んだけれども、自発的にプログラムを組んでいないので自分の技術になっていないからです。
労力はかけたのにいざ自分で組もうとすると何もできないので、その結果飽きて挫折してしまいます。
プログラミングを自分の技術にするためには、自発的にプログラムを組んでいく必要があります。
そのためには自分の為になる有用性のあるプログラムを組んでいくことが必要です。
独学で勉強する場合はこの点をしっかり押さえなければいくらやっても上達しないのです。
プログラミングができるようになるために必要なこと
まずは自分の生活や仕事に役立つ有用性のあるプログラムを組んでいくことが必要です。
いくらコンソールに「hello world」と表示させたところで有用性を実感することは出来ないでしょう。
例えば、ある表のデータを目視して別の表に入力するルーチンワークを自動化して10秒で終わらせることができたならばプログラムの有用性を実感することができるでしょう。
いくら有用性があるといっても、例えば社内のファイルを全て管理するようなシステムを作るのはとても時間がかかります。
そのように大きいプログラムを作るのは先が見通せなくなって挫折してしまうでしょう。
自分の成長が実感できるように、少しずつ成果の見えるプログラムを構築していくことが必要です。
そもそもプログラミングは技術なので、テキストをいくら読んだところで上手に組めるようにはなりません。
トライ&エラーを繰り返して少しずつ上達していくものなのです。
プログラムの独学で一番必要な精神は「難しいことはさておき、まずはプログラムを組んでみる」ということなのです。
プログラミング入門者向けのVBAとはどんな言語?
「プログラミング言語を学ぼう!」 そう思った方が最初に驚かれるのがプログラミング言語の種類の多さでしょう。
C言語、BASIC、Java、PHP等様々な種類のプログラミング言語が世の中にはあふれています。
「初心者にとってどのプログラミング言語が適切か?」と聞かれたならば、真っ先に「Visual Basic for Applications(VBA)」をあげます。
VBAとは、Microsoft社が作ったVisualBasicというプログラミング言語をOffice製品に搭載したものです。
VBAが初心者におすすめできる大きな理由の一つは「Office製品に搭載されている」ということです。
本来、プログラミングはプログラムを書く環境を作ってあげなければなりません。
この環境を作るのが一苦労で、プロでも頭を悩ませることが少なくありません。
その点、VBAはOffice製品があればすぐに開発に取り掛かれるので、環境を用意してあげる必要がありません。
「プログラムを組もう!」と思ったらすぐに取り掛かれるのです。
難しいことは考えなくてもとりあえずプログラムを組むことができます。
VBAは特にExcelやAccessと非常に相性が良いのも特徴の一つです。
もし、今の業務の中でExcelやAccessを使う仕事があるならばVBAを用いることで業務の負担を減らす実用性のあるプログラムを組むことができます。
Office製品はVBAをマスターすることで出来ないことが無くなるといっても過言ではありませんので、これを読んでいる皆さんの業務も間違いなく楽になります。
Office製品の中だけで完結させることができるので、小さなプログラムを沢山組むのに非常に向いています。
ちょっとだけプログラムを書いて、すぐに実行して結果を確認することができますので、トライ&エラーしながら上達することができます。
短いものであれば数行のプログラムから組むことができ、その結果をすぐに確認することができます。
「プログラムを組む」というと構えてしまいますが、どれだけ小さなプログラムであってもVBAはすぐに組んで結果を確認できるので毎日気軽に学んでいくのにも非常に向いています。
VBAでできることはこんなにある!プログラム例を紹介
あるExcelデータAとテキストデータBがあるとします。
テキストデータBは毎日更新されていて、それをデータAに反映させる必要があります。
テキストデータAの行数は200行あります。
今は、毎日テキストデータBをプリントアウトして一つずつ目視しながらデータAに入力しています。
毎日これだけの作業が発生するのは大変なことですね。
VBAでデータAにプログラムを組むとすれば、この作業をすべて自動化することができます。
まず、テキストデータBを開くコードを記述して、テキストデータBをデータA上で処理できるようにします。
その後、テキストデータBの数値を一つずつ確認し、データAの対応する部分に数字を入れます。
慣れればこのプログラムは20分ほどで組むことができます。
20分の作業で毎日発生する1時間の作業を自動化することができるのです。
VBAの基礎を学ぶのに最適な学習教材の条件
いくらVBAが初心者向きの言語であるといっても、教材なして学ぶのはお勧めしません。
今はインターネットで調べれば様々な情報が出てきますが、断片的な情報が散乱しているだけなので、体系的に学ぶということであれば何かしらの教材を手元に置いておく必要があります。
教材と聞くと書籍が良いように思うかもしれませんが、プログラミング学習で書籍は向きません。
「開発のタブからマクロのボタンを押して、そこからモジュールの挿入を行ってください」と文章で説明されてもピンと来ないのではないでしょうか。
このように説明されても「開発タブがない!?」とか「モジュールの挿入ってなんだ!」となってしまい、そこが挫折のポイントにもなりかねません。
おすすめできる教材はDVDやビデオなどの動画形式になっている教材で、ある程度ボリュームのあるものが良いでしょう。
断片的な情報を拾うだけだと混乱して挫折してしまうので、一から体系的に教えてくれる映像教材があればとても良いです。
スクールなどに通うのも良いですが、プログラミングの習得となると非常に高額です。
3か月くらいの期間を区切って集中的に学ぶカリキュラムの学校であれば140,000円から200,000円ほどが相場で、月謝で学ぶ形式の学校だと月3万円ほどが相場です。
資金的に余裕のある方ならば良いですが、習得できるかどうかわからないものにこれだけかけるのは少し怖いのではないでしょうか。
書籍の場合も、習得するまでに一冊では済まないので非常にお金がかかります。
特に、入門編を卒業して少し踏み込んだ内容について書かれている本だと一冊5,000円くらいします。
入門編は安い書籍も多いですが、内容が薄すぎてプログラミングの習得には至らないでしょう。
プログラミング初心者でも作りながら簡単に学べる楽ぱそDVD
このような条件を考えると、こちらの楽パソDVDはすべての条件が整った教材といえます。
映像教材であり、内容も9時間と非常にボリュームがあります。実用的なプログラムを組むことを大切にしていますので、自分の技術力の向上を実感を伴って感じることができます。そして値段も非常にリーズナブルです。
まさに初心者がVBAを学ぶのに適した教材といえるでしょう。
楽ぱそDVDはこんな人に向いています
- プログラミングは初めてで何から手を付けてよいか分からない人
- 仕事などで使える実用性のあるプログラムを組んでみたい方
- あまりお金をかけずにプログラミングを習得したい方
まとめ
プログラミングを独学で習得するにはどのようなことが大切なのかを述べ、お勧めのプログラミング言語であるVBAを紹介しました。
- プログラミングの習得に必要なのはトライ&エラーしながら実用性のあるプログラムを組むこと
- VBAは初心者がプログラミングを学ぶのに適した要素がつまっている
- 映像教材を用いて学習していくのが非常に効率が良い
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