ヤフオクの自動入札をする方法には、
①ヤフオクにもともと備わっている機能を使う方法
②アプリを使う方法
とありますが、この2つの方法ではちょっと違った挙動をします。
意外と気にされない部分ではありますが、ここを意識するようになって仕入がかなり楽になりましたのでシェアしたいと思います。
ヤフオクの自動入札の仕組み
まずヤフオクでいう「自動入札」という概念はこういうことです。
現在価格:3,000円のときに、例えば、入札価格:10,000円で入札します。
このとき他に入札者がいなければ3,000円であなたが現在最高入札者です。
で、次に他の入札者が5,000円と入札した場合でも、あなたは10,000円で入札しているので、すぐさま5,000円を超える金額、例えば5,100円であなたが入札したことになります(刻み幅はオークションによって変わる)。
この機能がヤフオクにもともと備わっている自動入札の機能です。
しかし、このすぐさま入札されるというのがクセモノなんです。
他のライバルの入札者がそのあとさらに金額を上回って入札してきた時に、すぐさまあなたが自動入札してしまうと終了までの残り時間がまだたっぷりある状態を作ってしまうからです。
残り時間が多ければさらに上回る金額で入札される余地を与えてしまっています。
これでは価格がどんどん上がっていく可能性を残していることになります。
あなたがライバル入札者の価格を上回る金額で再度自動入札されるとして、もしライバル入札者が高い価格で入札していた場合は、一気に価格がせり上がってしまいます。
アプリを使う場合の自動入札の方法
一方、Bidmachineのようなヤフオク自動入札アプリを使う場合はちょっと違う挙動をします。
Bidmachineの自動入札には「追跡入札」というものがあり、このような動きをしてくれます。
マニュアルより
「追跡入札」は自動延長を利用して少しずつ価格を上げていく仕組みです。指定した残り時間になったら自分が最高額入札者になるギリギリの金額で入札し、高値更新されたら再び指定した残り時間まで待って入札、を上限金額まで繰り返します。
赤字の部分が上のヤフオクの基本的な自動入札の方法とは違う動きですね。
ヤフオクの自動入札方法では、ライバルが上回る金額で入札してきたら、すぐさまそのライバルの金額を上回る金額で自分が自動入札していました。
一方Bidmachineの自動入札では、残り時間のぎりぎりまで待ってから自分が最高額入札者になる価格で自動入札してくれるんです。
つまり、
- ギリギリまでライバルは最高額入札者の状態で、終了ギリギリになってあなたが入札する。
- あなたが入札した後はロスタイムである自動延長の時間になる。
ということですね。
これはどういうことかというと、
1の利点は、ライバルは長い時間最高額入札者になっている場合、もう落札できるつもりになっていて油断している(可能性がある)。
2の利点は、自動延長が何度も続くことになればライバルが離脱する可能性が高くなる。
まあ、可能性の話なんで絶対というわけではないですが、しかし少しでもそのような状況を作れればこちらが有利に働く場面も出てくるということです。
この辺りの詳しい話はこちらの記事も参考にしてください。
BidmachineとABLENETのセットで構築
このヤフオクの自動入札をアプリで行う方法は、Bidmachineを常時起動している必要があります。
そのためにABLENET(エイブルネット)という仮想デスクトップを用意すれば解決します。
これはネット上にWindowsパソコンを持てるようなサービスで、パソコンを閉じた状態でもクラウド上で常に起動した状態を作ることができます。
そこにBidmachineをインストールすることであなたが寝ている間でも24時間体制でヤフオクに自動入札してくれます。
月額2,000円かかりますが仕入価格を十分抑えられることでやすやすとカバーできてるし、仕入価格を抑えた分販売にも有利になるので、不良在庫も減らすことができます。なので十分安い投資だと考えています。
あと、スマホ上でパソコンを操作できるので外出中でもその場で入札予約設定ができるので、後で入札するのを忘れてしまうようなミスがなくなり、取りこぼしが無くなりますね。
興味を持った方はこちらからどうぞ。
私はこの環境を構築したことで、
- ヤフオク仕入で儲かる商品を片っ端からアラート登録
- 1の商品がヤフオクで出品されたことをアラートで取得
- 利益が出る価格で片っ端から入札予約
- 一定割合で必ず利益が出る商品を落札
- 1~4を繰り返す
という仕組みができあがりました。
仕入れたあとは出品と発送だけでこの辺は誰でもできる部分なんで、ゆくゆくは外注化していきたいところですね。
参考記事
ヤフオクの自動入札で必須のツール、「仮想デスクトップ」の登録方法
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