私、仕入れにヤフオクをよく使います。
誰しも経験あると思いますが、
ヤフオクで、
「コレ欲しいな~、なんとかこのままの価格で落札したいな~」
「でも、今入札すると他の人も入札して価格上がるよな~」
「ギリギリで入札しよっと」
って思ってたものが、すっかり忘れていつの間にか終了してたり。
はたまた、 終了時間が夜中で起きているのが大変だったり、
平日の昼間で仕事中だと、なかなか終了時間に立ち会えなかったり。
ということありませんか?
「なんとかならないかな~」と思ってたところ、 最近とあるヤフオクの自動入札ツールを導入してみました。
コレがかなり優秀なツールで、
パソコンから離れてて落札をし忘れるという機会損失がなくなっただけでなく、
ある機能のおかげで今までより安く仕入られる確率も上がったので、
ヤフオクバイヤーとしてワンランクアップした感があります。
特にヤフオクを購入先・仕入先にしている方にオススメです。
大量の「落札されました」の文字を見ることになりますよ。しかも格安価格で!
私が実際にやっていて効果を強く実感している方法ですが、
あまりやっている人はいない方法になりますので今回はその方法をご紹介いたします。
まず、ヤフオクで自動入札するために必要なツールを準備します。
ヤフオクの自動入札ツールはいろいろあるみたいですが、
私が使ってみてオススメなのは
というフリーのソフト。
BidMachineが有料化されました(2017/6/24~)。
有料でも十分元は取れますが、「どうしても無料がいい!」という方は、
これに代わる無料の自動入札ツールとして以下のようなものがあります。
自動入札ツールを使用した場合の勝率アップの考え方は同じです。
下記で「BidMachine」とあるのはこれらのツールと置き換えてください^^;
「こんな高機能なソフトがフリーなんて!」っていうほど優れものなんで
ぜひ一度インストールして使ってみることをおすすめします。
細かい使い方はサイトの方でマニュアルで説明されているので、 そちらを見てもらえばわかると思います。
あまりに高機能なので何が便利なのか分からないかもしれません^^;
ここでは主に3つのおいしい機能を説明したいと思います。
私的にこのツールの何がいいかというと、次の3点。
1.自動入札の最短入札時間を10秒まで設定できる。
2.追跡入札してくれる。
3.ヤフオクの自動入札だけでなく、アラート機能も付いている。
まず1.についてですが、
自動入札機能はオークファンにも機能があります。
ただ、こちらは最短で2分までしか入札できません。
2分残してしまうと、ライバルがさらに入札する機会が生まれます。
さらに価格が上がってしまう要因になってしまいますね。
次に2.について。
自動延長がない場合は、終了ギリギリまで待って
終了間際に一気に入札してくれます。
自動延長が設定されている場合は、 まずは最高入札まで入札してくれます。
そこで10分再延長されるわけですが、 また終了間際まで待ってから最高入札してくれます。
これがどういうことかというと、
例として、
10,000円までなら買ってもいいかな というAという商品があったとします。
(ケースA)自動入札をオークファンで行った場合
例えばオークファンのような一括で予約するツールの例です。
①今5,000円の商品に、オークファンで自動入札の予約を10,000円で入れます。
②するとオークファンが終了2分前で10,000円の入札実行。
③晴れて5,000円で最高入札者になりますが、
④この後ライバルが8,000円を入れたとします。
するとヤフオクのシステム上は私が10,000円を入れているので、
⑤すぐさま最高入札者は私になり価格は8,000円になります。
⑥ライバルがまだ諦めないで、さらに9,000円を入れてくれば、
⑦まだ私は最高入札者ですが価格は9,000円になります。
⑧さらにライバルが、、、 と、どんどん価格が上がる傾向になります。
④と⑤、⑥と⑦は一瞬に行われることなので、 ライバルが感情的になれば価格がすぐに上がってしまいます。
(ケースB) 自動入札をBidMachineで行った場合
これをBidMachineがやったらどうなるでしょう。
BidMachineは追跡機能というものが付いています。
「自分が最高額入札者になるギリギリの金額で入札し 自分の仕入れられる金額で入札される」
という機能です。
どういうことかというと、先ほどと同じ例の場合、
①今5,000円の商品に、BidMachineで自動入札の予約を10,000円で入れます。
②するとBidMachineが終了10秒前で5,000円の入札実行。
③晴れて5,000円で最高入札者になりますが、
④この後ライバルが8,000円を入れたとします。
このときライバルが8,000円で最高入札者になります。
⑤BidMachineは終了10秒前に8,100円で入札します。
(そのオークションが100円単位の場合)
⑥さらに10分間自動延長が行われます。
さて終了するまでにライバルはまだ買う気満々だとすると、
ここでいくらを入れるでしょう。
(ケースA)のように9,000円を入れる人もいるでしょうが、
私なら少しでも安く仕入れたいので 最高入札者になるまで100円単位で入札してみます。
この例では、
⑦ライバルは8,200円を入札して最高入札者になります。
⑧10分延長され終了間際の10秒前にBidMachineが8,300円を入札。
⑨さらに10分延長、、、
という感じになります。
まず、⑥でいきなり9,000円にならないので、価格が上がりにくいというのがわかると思います。
(たとえ、ライバルが9,000円を入れたとしても、 次は10分後に9,100円で入札してくれます。)
つまり、 BidMachine形式の場合、落札までに時間がかかります。
ケースAの場合、
価格が吊り上がる時間は一瞬でしたが、
ケースBの場合、
④と⑤、⑦と⑧はそれぞれ10分、計20分はかかっています。
これだけ長時間になると、確率論ですが、
ライバルはパソコンの前でずっと監視しているかというとそうではないですよね。
あなたも経験あるんじゃないでしょうか?
他のことに気を取られている間にいつの間にか終わってた、ということが。
これがライバル側に起きる可能性が出てきます。
10分あればライバルも他のことに気を取られるなどして、こちらがめでたく最高入札者のままで終了する、
という場面も出てきます。
つまり結果的に低い価格で競りに勝ちやすくなるということです。
あと、3.のアラート機能についてですが、
これはヤフオクにもアラート機能というものがあります。
ただプレミアム契約の場合でも最大50件までしかアラート登録できません。
これを超える場合は新たにアカウントを取得して増やしていくしかありません。
まあやってもいいんですが、私はログインしてログアウトして、という作業がめんどくさいです、、、
BidMachineなら定期チェックという形で、アラート通知もしてくれますし、 グループごとに分けることもできます。
(私はこのグループ機能を商品を探してほしいと言われたお客様ごとに分けています。)
そんなわけで、いいことずくめのBidMachineですが、 ひとつ弱点があります。
インストール型のツールなのでパソコンを常に起動しておかなければならない ということです。
オークファンのようにWEBサービス型であればパソコンはシャットダウンしていても、
サーバー上で仕事をしてくれるのですが、
BidMachineはパソコンが起動していなければ仕事をしてくれません。
パソコンを一日中起動していればいいんですが、
電気代がもったいないし、パソコンの消耗も早まるだろうし、
何よりパソコンを起動したままでパソコン内を他の誰かに見られちゃうのは嫌!
なんでパソコンを一日中起動したままにするのはちょっと、、、
実はこれを解決してくれる方法がありました。
こちらのサービスを使えば大丈夫です。
これはクラウド上に自分用のWindowsパソコンを持てるようなサービスです。
クラウド上なのでパソコンをシャットダウンする必要はありません。
常に実行されている状態です。
まあ月額で2,000円ぐらいかかりますが、 十分過ぎるぐらい元が取れます。
なぜなら仕入が以前より割安でできるようになるので、販売にも有利になり、不良在庫化しにくくなります。
それにヤフオクの自動入札のためだけでなく、
Twitterのツールだったり、Fxのツールだったり、
常に起動しておきたいツールがあればなおさら便利になるでしょう。
私はこの仮想デスクトップ上にBidMachineを常に実行させて
監視&入札を24時間働いてもらっています。
ヤフオクの終了時間が夜中だろうが、 日中の勤務時間中だろうが
私は何もする必要がありません。
落札できたらメールで通知がくるだけです。
冒頭にも書きましたが、
これを始めてからというもの仕入がめっちゃ楽になって、
しかも安い価格で落札することができるようになりました。
あとオマケ的な効果として、最初に落札する金額を決めてしまうので、
ライバルとの競争でついつい感情的になって価格のつり上げ合戦になってしまうことはありません。
あくまで冷静に決められた金額で粛々と入札が行われます。
もちろん全部が落札できわけではないですが、安い価格で落札できるものも確実に出てきました。
せどりをしている人で、「 仕入が8割」という人もいますが、その通りですね。
本当にいい仕入ができれば販売の方もうまく行くものです。
私はこれで仕入力がかなりアップしたと実感していますので、
BidMachineと仮想デスクトップの組み合わせは 超オススメです。
<参考記事>
ヤフオクの自動入札で必須のツール、「仮想デスクトップ」の登録方法
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