このサイトでは以前からExcelを使ってAmazonの商品情報を取得するツールを公開してます。
そんなとき実店舗を持ちながらAmazonマーケットプレイスでも出品している方からの問い合わせで、
「プライム出品している出品情報が欲しい」と依頼がありました。
予想される今後の展開
そのプロのセラーさんは、CDなどのメディア系を出品されておりました。
メディアのFBA出品に関しては昨今の度重なる規約変更により今後、大きな変化を予想されていました。
2017年8月よりFBA長期在庫保管手数料が変更
(1)長期在庫保管手数料の発生が365日→最短180日に変更
(2)各ASINごとに在庫1点の課金を免除するルールの廃止
特に(2)は、本やCDの中古FBA出品に大きな影響=出品減少をもたらすと考えられます。
(2)があったからこそFBAでもある程度回転悪い=ロングテールな中古もFBAで出品する意味がありましたが
(1)+ (2)で結果的にどんな商品でも180日での回転を求められることになります。
もちろん、中古だけでなく低ランクの新品も同様の影響を受けるでしょう。
はっきりとしたデータはありませんが、
新品と中古のメディアを大量にFBA出品しているパワーセラーでセールまたは値下が大きくなっていると感じています。
ですので、今後メディアのFBA出品は単なる値下だけでなく
- 出品前の事前価格/競合の調査
- 最安値だけでないプライシングと180日での消化の両立
などの難しい価格戦略が求められそうですね。
単純な「せどり」ビジネスの終焉
今後は価格情報に関する詳細で正確なデータがこれまで以上に重要になりそうです。
今後は、価格設定ツールに頼ったセラーは淘汰されていくと思います。
最近発表された規約変更もありますしFBA自体の出品減少が予想されます。
一方でブックオフの業績不振=買取不振により単純な転売だけに頼ったせどりの衰退が予想されます。
今後は「せどり」ではなく、自ら買取る力があるところが残っていくと考えています。
買い取り力を上げるツール
買い取りといってもモノレートにいちいちアクセスして相場や回転率を予想することも考えられます。
しかし大量の商品を手作業でやろうとするとやはり限界があります。
まずめんどくさいし、できればバイトさんなど人に任せたい仕事ですよね。
そこで、買取査定をサポートするツールが必要ではないかということで、こちらのツールの開発を依頼されました。
こちらのツールを使うことで価格戦略を効率的に行うことができます。
このツールでは中古品の状態によってAmazonプライムの最安値が分かります。
これはそのセラーさんそれぞれの戦略によると思うのですが、
例えば「Amazon最安値の20%の価格で買い取る」というルールを決めたとすると
非常に良い、良いさえ判断できれば、その状態ごとの最安値を自動で取得できるので、自動的に買い取り価格を計算することができるわけです。
バーコードをピピッとやればJANのリストができるので、
あとはこれをAmazonから一括で情報取得すれば一気に買い取り価格が判明するという流れです。
単純作業に落とし込めるのでバイトさんでもできる作業になります。
そんなわけでプロの業者さんからの依頼され開発したツールを公開しています。
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決済画面に進むと入力する箇所があります。
販売サイトへ → AmazonFBA(プライム)出品情報一括取得ツール【戦略的仕入れ・値決めで利益を最大化!】
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