事業主になるなら、絶対に知っておきたい青色申告のメリットとは

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事業主になるなら、絶対に知っておきたい青色申告のメリットとは

事業主になると、自分自身が得たお金について、自分自身で集計して、きちんと税務署に届けなくてはいけません。この作業を確定申告と言いますが、「白色申告」と「青色申告」という2種類の方法が存在することをご存知ですか。両者の違い、そして青色申告のメリットについてお伝えします。

白色と青色、どこがどう違うのでしょうか

事業主として初めて確定申告をする場合、戸惑うのが「色」の違いについてです。確定申告についてリサーチしてみると、白色と青色という2種類の色が存在していることに気づくでしょう。両者の違いは、いったいどこにあるのでしょうか。まず「白色申告」は、より簡易的な帳簿付けで申告ができる制度のことを言います。簿記に関する知識がなくても、ざっくりとした帳簿でお金の流れを管理することで、申告できます。一方で「青色申告」は、正しい簿記の知識を用いて、しっかりと帳簿付けを行った上で行う申告方法のことを言います。提出書類も「白色申告」よりも厳しく設定されています。

正直面倒な青色申告、なぜ人気なのでしょうか

白色と青色、両者を比較すると圧倒的に面倒なのは「青色申告」です。しかし事業主として仕事をするなら、ぜひ覚えておきたいのがこの「青色申告」についてです。その理由は、手続きが面倒な分、青色には特別なメリットが用意されているためです。まず最も大きいのが、65万円の特別控除を利用できるという点です。できるだけ税金を少なくしたい事業主にとって、これは非常にうれしいポイントだと言えるでしょう。また赤字を3年間繰り越して計算することができたり、家族に支払う給与を全額経費として計上できたりもします。また自宅を仕事場としている場合、家賃や電気代の一部を経費にすることも可能です。

メリットを最大限に、デメリットを最小限にするために

青色申告には、数多くのメリットが用意されています。とはいえ、初めて申告に挑戦する方にとって、「きちんとした帳簿をつけること」はプレッシャーになるでしょう。これが、青色申告に関する最大のデメリットとも言えます。このデメリットをできるだけ小さくするための方法は、「税理士にお願いする」という方法です。面倒な作業はすべて税理士にお願いした上で、きちんとした書類を作成してくれます。申告時に慌てることも、税務署の職員に問題を指摘されてヤキモキすることもありません。少し費用は掛かりますが、メリットは最大限に、そしでデメリットは最小限にできるはずです。

まとめ

どうせ申告するなら、やはり青色を選んだ方が有利です。これから長く事業を継続していくつもりなら、なおさらと言えるでしょう。自分で帳簿付けをする自信がないときには、割り切ってプロの手を借りるのも一つの方法です。

事業主になるなら、絶対に知っておきたい青色申告のメリットとは